分類
2025年12月05日(金)
修学旅行~奈良・京都・大阪へ~
12月2日(火)から5日(金)までの3泊4日の日程で,2年生が関西方面へ修学旅行に行ってきました。
[1日目]学校から貸し切りバスで出発。初めての飛行機に緊張と興奮の生徒もいました。奈良に着くと可愛い鹿たちがお出迎え。東大寺見学では,日本史の教科書で見た大仏や南大門の金剛力士像など,その大きさや迫力に圧倒されていました。薬師寺のお坊さんのユーモアを交えた法話には,生徒・教員ともに笑い声が上がっていました。




[2日目]グループごとの京都自主研修。清水寺,金閣など定番の観光地から,話題のパワースポットまで,自分たちで調べ計画したスケジュールで行動しました。事前に着物のレンタルの予約をし,自ら選んだデザインの姿で観光地を楽しんだ生徒もいました。




[3日目]魅力あふれる夢のUSJ。アトラクションにパレードと,非日常空間を一日中思いっきり楽しみました。お気に入りの被り物をかぶり,両手にお土産をいっぱい持ってホテルに帰ってきました。





[4日目]午前中は大阪城の見学。展望台から見える美しい町並みに癒やされました。その後ミナミの道頓堀周辺を自由散策し,空港に向かいました。


大切な仲間と,かけがえのない思い出が作れたあっという間の4日間でした。2025年11月28日(金)
伊佐市都市マスタープラン市長提言発表会
11月28日の総合的探求の時間に,伊佐市都市マスタープラン市長提言発表会が行われました。発表会は伊佐市長をはじめ市役所職員の方,鹿児島大学の先生や大学生を招いて本校武道館で行われました。発表は本校の1年生が「曽木の滝公園」「新庁舎パブリックスペース」「菱刈カヌー場と湯之尾温泉」「大口城址と忠元公園」「移住と古民家・空き家」の5グループに分かれて行いました。これまで鹿児島大学の学生と協力しながらそれぞれのグループでフィールドワークなどを行い,本日の市長プレゼンに向けて学習を進めてきました。どのグループの発表も高校生ならではの視点で考えられており,良い提言ができたと思います。

2025年11月11日(火)
大学等出張講義
11月11日に鹿児島大学,鹿児島国際大学,志學館大学,日本経済大学より講師の先生をお招きし,大学等出張講義が本校1,2年生を対象に行われました。
鹿児島大学 農学部 農学科 加治屋 勝子先生には「大丈夫?あなたの食生活」というテーマで講義をしていただきました。講義内容は加治屋先生が大学でお茶の研究をし,今まで知らなかった効能や取り入れ方などを学べたことがきっかけで農学の道に進むことになったことや,パフォーマンスが向上する食事の摂り方・食材などを具体的に教えてくださいました。
桜島大根や,垂水で栽培している「パースニップ」という美容に良い野菜など,地元鹿児島の野菜も紹介してくださり,生徒たちは興味をもって講義を聴いていました。
鹿児島国際大学 看護学部 看護学科 丹羽 さよ子先生には「看護ってなに?」というテーマで講義をしていただきました。看護師の仕事内容について知っていることを生徒一人ひとりにインタビューし,看護師についての考えを深めさせてくださいました。一般的に知られている以上に看護には様々な役割があることを,具体例や体験談を交えながら説明してくださいました。
志學館大学 人間関係学部 心理臨床学科 胸元 孝夫先生には「インターネット・ゲーム障害と健康障害」というテーマで,様々な実証実験の結果を基に依存症になってしまう怖さを講義していただきました。その中には日本国内のデータや海外の研究データなど世界中の高校生の年代のデータがあり,世界中で課題になっていることをわかりやすくお話ししていただきました。また,最後にはゲームズテストというゲーム依存症の度合いを調べるテストも紹介してくださり,生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
日本経済大学 経営学部 経営学科 坂口 将史先生には「ポップカルチャー×地方創生」というテーマで講義していただきました。聖地巡礼によって活性化している町や,アニメや漫画を活用することで地域の魅力発信につなげている事例を,実際に映像や記事で示しながら解説してくださいました。映画「名探偵コナン」やゲーム「ウマ娘」など,生徒に馴染みのある例を挙げてくださり,生徒も興味深く話を聞いていました。
1,2年生には今回の大学等出張講義の経験を踏まえ,進路選択してもらえたらと思います。
2025年11月04日(火)
薬物乱用防止講演会
11月4日に第一薬科大学の城田先生をお招きして,薬物乱用防止講演会が行われました。
内容は薬の正しい使い方の話に始まり,途中に実験を挟みながら,危険な薬物の話まで詳しい話を聞くことができました。
発表する生徒も多い講演会になり,発表した生徒は記念品を頂くことができてとても嬉しそうでした。
今回の講演会で学んだ「薬物の怖さ」を肝に銘じ,薬物乱用のない社会を作り,これからの人生を健やかに過ごしてほしいと思います。

2025年10月30日(木)
伊佐情報インプット会~民間Version~
10月30日の総合的探究の時間に,民間で活躍されている4名の方々を講師に招き,1・2年生を対象に伊佐情報インプット会を行いました。様々な分野でキャリアを積んできた講師の方々の話に,生徒たちは熱心に耳を傾けていました。講演の後は,講師の先生を囲んでの質問タイムもあり,生徒たちは興味のある分野について積極的に質問していました。
それぞれの地域で,地元の人やものをどう捉え,生かしてきたのかを知り,生き方の多様性や地域活性化に向けて考えることができた貴重な時間でした。
小仲 貴宏さん「町の復興に向けて,災害を知るためには実際に見ることが大切。社会に出るにあたって,楽しいと思えることをしよう。」
小林 浩宣さん「成功と失敗はすべてつながっている。失敗は誰にでもある。へこたれないこと,失敗から学ぶこと,ミスの受け止め方が大事。」
脇黒丸 一磨さん「地域に無いと感じたものは,自分で作るチャレンジ精神を持とう。人とのつながりと応用力が,持続できる事業へとつながっている。」
青嵜 直樹さん「地域の活性化に向けて,イメージを言葉にして皆が共通して見えるようにすることが大切。様々な人と団結することで,新しい視点が生まれる。」
2025年10月30日(木)
県高等学校教育研究会 地理歴史・公民部会に関わる公開授業
10月30日・31日に,本校で鹿児島県高等学校教育研究会地理歴史・公民部会の地理分科会研究大会がありました。
研究大会1日目には,本校の2年1組の生徒たちを対象に,地歴科の嶽釜 将先生が地理の研究授業を行いました。日本国内や国家間の結びつきについて,「日本の航空交通」「世界の貿易(コンテナ取扱量)」「昔と今の訪日外客数」の3つの視点から,人やモノ,資本の移動がどのように変化・発展したか考えました。課題に取り組むにあたって,先生はロイロノートを活用しながらGoogle Mapや貨物・貿易・観光に関わる様々なWebページを提示し,多くの資料から生徒の思考力・判断力等を養う授業を展開されていました。
生徒はタブレットを用いて真剣に課題に取り組み,先生のまとめも熱心に聞いていました。資料を読み取る技能とともに,持続可能な社会の形成に向けても多角的に考えることができた時間でした。


2025年10月28日(火)
人権同和問題に関する統一LHR
10月28日の統一LHRの時間に,髙﨑 恵さんを講師に招き,「男女共同参画と多様性」をテーマにワークショップ型で講義をしていただきました。
「利き手と逆の手で自分の名前を書いてみよう!」という一声に始まり,難しさを感じるのはなぜか生徒同士で話し合ったり,一人ひとり経験や個性には違いがあるのに現代社会ではその違いを気にして,まわりと同調してしまいがちであることなど,活動を交えながら人権について多くのことを考えることができました。
まずは分からないと助けを求めることで手助けを得られることや,一人ひとりの個性と能力を尊重する上で,「あなたはこうだよね。」というYouメッセージではなく,「私はこう思う。」というIメッセージを大切にすることなど,多様性社会に生きる私たちに向けて多くのアドバイスをいただきました。
今回髙﨑さんから学んだことを胸に,自分やまわりを尊重してこれからの高校生活を送っていきたいです。
2025年10月22日(水)
秋の高校入試説明会
10月22日(水)の放課後に,近隣中学校の中学3年生と保護者を対象に,本校で「秋の高校入試説明会」が開催されました。今回は,国・数・英・理・社の本校教員と生徒による「各教科の学習法・入試についての相談会」と,「高校入試や大口高校についての説明会」の二部制で実施しました。
第一部の相談会では,中学生たちは質問したい教科のブースへ自由に移動し,苦手分野の克服や疑問点の解消に向けて熱心に質問していました。第二部の説明会では,一般入試や推薦入試などについて具体的な説明を行いました。
相談会を担当した本校生徒たちも,「1年前を思い出した。受験勉強を頑張ってほしい。」「時間があっという間だった。質問に対し,わかりやすく説明できてよかった。」など,受験生の不安の解消の手助けができ嬉しそうでした。高校入試まであと約4ヶ月。受験生の皆さんを応援しています!


2025年10月21日(火)
読書の秋~全校一斉読書~
10月21日(火)の7限に,全校一斉読書会がありました。高校生の不読率が高くなり,読書離れが進んでいる昨今,この読書会を通して読書に親しむ機会を作るのが主な目的です。
今回は川上弘美さんの『離さない』という短編小説を,放送・図書委員の朗読のもと全校生徒で鑑賞しました。人魚に魅入られることで自分を見失いそうになった2人を描いた本作品を,どの生徒も真剣に読んでいました。感想文では「人魚から離れたくないのに,いざ『離さない』と言われたら逃げる2人が矛盾しているようで面白かった。」「離したいが,離れられない。スマートフォンに依存しがちな我々のようで怖かった。」など,様々な分析・解釈をしていました。
「面白かった。もっとたくさん本を読みたいと思った。」という感想も多かったです。今後も継続して読書に親しんでもらいたいです。
2025年10月17日(金)
「教室から世界へ!かごしまグローバルクラスルーム」参加
本校は今年度,鹿児島県が実施する「教室から世界へ!かごしまグローバルクラスルーム」事業に参加しています。この事業は外国語として英語を学習する生徒同士が,海外派遣やオンライン交流プログラムを通して,語学力の向上と国際意識の醸成を図ることを目的としているものです。
本日,2年生が台湾の高校生とオンライン交流を行いました。前日に接続の仕方などのオリエンテーションを行い,生徒たちは台湾の高校生に伝えたいことをまとめて本番に臨みました。Zoomを用いて「○○と呼んでください」と自己紹介をしたり,「今流行っていること」「好きなもの」などをジェスチャーや実物を見せたりして話したりと,英語で一生懸命相手に伝えていました。
最初はやや緊張している生徒もいましたが,台湾の生徒たちから笑顔で返答が来ると,わあっと歓声が上がり楽しそうにコミュニケーションしていました。
2年生は11月に2回目の交流,1年生も12月に全2回の交流があるので,またお互いに刺激を受けて交流の輪を広げていきたいです。
